前立腺がんの化学療法(抗がん剤)

前立腺がんの化学療法(抗がん剤) - 前立腺癌の治療法

前立腺がんの化学療法(抗がん剤)

前立腺がんのガイド

前立腺がん化学療法(抗がん剤)についてご解説!

 前立腺がんは抗がん剤の感受性が低く、大きな効果がないとされてきました。しかし「ドセタキセル(商品名:タキソテール)」が前立腺がんに有効であることが分かり、近年では主に延命を目的に使用されています。

前立腺がんに効く初の抗がん剤「ドセタキセル」とは?

前立腺がんの化学療法 前立腺がんは進行が遅い上、ホルモン療法の効果が高いため、抗がん剤の出番はほとんどありませんでした。

しかし2004年にアメリカで承認された、タキサン系の抗がん剤「ドセタキセル」が、前立腺がんに初めて効果があるとして認められました。その後2008年には日本でも承認を受けています。

前立腺がんにおいては、主にホルモン療法でも十分な効果を得られなくなった場合に多く用いられています。がんの進行を抑え、少しでも余命を延ばすことが目的です。また通常、ステロイド剤と一緒に使います。

治療スケジュールとしては、1日1回、70〜75mg/m2のドセタキセルを1時間以上かけて点滴し、これを3週間続けることが一般的です。症状や患者さんの年齢などに応じて、適宜調節します。

また海外では新たな抗がん剤が登場しているほか、「どんな薬と併用すれば治療効果が上がるか」という研究も進められており、今後もより前立腺がんに効果的な化学療法が確立されていく見通しです。

前立腺がんの化学療法の副作用とは?

 抗がん剤のデメリットといえば、やはりその副作用です。ドセタキセルの場合、手足のしびれのような神経障害は少ないとされていますが、骨髄抑制による白血球の減少が多いとされています。

骨髄抑制は、抗がん剤の代表的な副作用の1つです。抗がん剤は、がんの増殖スピードの早さに着目し、活発に細胞分裂しているところを目がけて作用します。

しかし血液を作る「骨髄」も常に細胞分裂している組織ですので、抗がん剤の影響を受けやすく、血液を作る働きが低下してしまうのです。

その結果、白血球や血小板が減ってしまいます。特に白血球には、体内に入った異物と戦う役割がありますので、減ることで感染症にかかりやすくなります。

また全身倦怠感や食欲不振、脱毛や貧血なども報告の多い副作用です。そのため80代後半の前立腺がん患者さんには、化学療法は基本的に避ける傾向が見られます。

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