前立腺がんの外科手術

前立腺がんの外科手術 - 前立腺癌の治療法

前立腺がんの外科手術

前立腺がんのガイド

前立腺がん外科手術についてご解説!

 前立腺がんを早期発見できた場合、もっとも根治できる可能性が高い治療法が外科手術です。前立腺と周りの器官を全摘出することで、がんを取り除きます。

前立腺がんの根治が期待できる治療法

前立腺がんの外科手術 前立腺全摘手術には、「恥骨後式」と「会陰式」の2つがあり、「恥骨後式」のほうが主に行われています。下腹部を切開して前立腺を摘出する方法です。

一方、「会陰式」はお腹ではなく、陰嚢と肛門の間を切開して前立腺を摘出します。

またすべてのがんを取り除くために、前立腺のみならず精嚢や膀胱の一部、また骨盤内のリンパ節も一緒に切除することが一般的です。

いずれも手術は3〜4時間ほどで終わり、術後は尿道にカテーテルが入れられます。経過が良ければ1〜2週間でカテーテルは抜かれ、退院が可能です。

外科手術が適用されるのは、基本的にがんが前立腺の中にとどまっており、余命が10年以上あると期待される年齢の人です。

また悪性度を示す「グリーソンスコア」が7以下、PSAの数値が10ng/ml以下であることも目安となります。

またこれらの数値が低い場合は、リンパ節転移していないと判断し、リンパ節の切除を行わない場合もあります。

前立腺がんの外科手術のデメリットとは?

 外科手術はすべてのがんを取り除ける可能性が高く、根治が期待できる治療法ですが、術後に後遺症が起こるケースが多い点がデメリットです。代表的なものに尿漏れや勃起不全などがあります。

特に前立腺の近くには性機能に関わる神経が通っているため、勃起不全は高確率で起こるといわれています。また前立腺と精嚢を摘出するため、術後の射精は不可能です。

さらに前立腺の周囲にはさまざまな臓器があるため、開腹すると出血多量になりやすく、手術には高い技術が必要とされます。万一の場合に備えて、輸血用に自分の血液を事前に採取して保存しておくこともあります。

また手術を受けても、再発する確率はゼロではありません。すべて取り除いたつもりでも、目に見えないがん細胞が残っていることがあるためです。

外科手術を受けた後に再発する人は、およそ2割といわれます。ですから術後も継続的にPSA検査などを受け、再発のリスクに備えることが大切です。

同カテゴリ内ページ一覧

スポンサードリンク

ページの一番上へ
サイトのTOPページへ