前立腺がんの合併症

前立腺がんの合併症 - 前立腺癌の症状

前立腺がんの合併症

前立腺がんのガイド

前立腺がん合併症についてご解説!

 前立腺がんは単体で発症することももちろんありますが、同じく加齢とともに増える前立腺肥大症と合併する人も多く見られます。

また前立腺がんの治療にともなって、排尿障害や性機能障害を合併するケースもあります。

前立腺がんと前立腺肥大症の合併

 前立腺がんともっとも合併しやすいのは、前立腺肥大症です。どちらも50代以降から増える上、食生活が大きく関わる可能性があるという点でも共通しています。

またどちらも進行するにしたがって前立腺が肥大化するため、尿道を圧迫する点も同じです。ただし肥大症のほうが尿道に近い部位から発生しますので、排尿障害が早い段階から現れやすいといえます。

そのため前立腺肥大症の治療を受けた際に、偶然、前立腺がんが見つかることも少なくありません。

いずれにしても排尿障害で受診すれば、どちらの検査も行うことが一般的ですので、気になる症状がある場合は放置せず泌尿器科にかかりましょう。

ちなみに前立腺肥大症が前立腺がんに変わることはありません。肥大症のほうはあくまで良性ですので、質としてはまったく別物になります。

前立腺がんの治療後に起こる合併症

 前立腺がんの治療後に起こり得る合併症もあります。おもに前立腺の摘出手術を受けた患者さんに見られるもので、排尿機能障害と性機能障害が代表的です。

前立腺の全摘手術を受けると、術後に尿失禁などの障害が起こることがあります。とはいえ多くは数ヶ月で回復しますが、万が一続く場合は「人工尿道括約筋」を埋め込む手術が検討されます。

また手術以外でも、放射線療法によって一時的に頻尿や排尿痛、排尿困難などを生じる場合があります。まれに尿がまったく出ない「尿閉」を起こす患者さんもいるため、経過観察が必要です。

一方、性機能障害は主に、前立腺の全摘手術の際に勃起に関わる神経を切除した場合に起こります。

もっとも、最近では神経を温存することが多いのですが、それでもすべての患者さんが術前と同じ性機能を回復できるとは限らないようです。

ただしバイアグラなどのED治療薬が、性機能の回復に有効であることが分かっているほか、必要に応じて勃起の補助器具を使用する方法なども用意されています。

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