前立腺がんのスクリーニング検査

前立腺がんのスクリーニング検査 - 前立腺癌の検査・診断

前立腺がんのスクリーニング検査

前立腺がんのガイド

前立腺がんスクリーニング検査についてご解説!

 スクリーニング検査とは、まだ症状のない不特定多数の人の中から、特定の病気の可能性がある人をふるい分けするための検査です。前立腺がんの場合、主にPSA検査がもっとも多く活用されています。

前立腺がんのスクリーニング1〜まずはPSA検査から

前立腺がんのPSA検査 有名なスクリーニング検査としては、子宮がんの細胞診や、乳がんのマンモグラフィ、肺がんの胸部X線検査などがあります。

いずれも体への負担が少なく、簡単にできる上に精度が高い点が特徴です。

前立腺がんの場合は、血液を採取するだけで調べられるPSA検査が、もっとも手軽で有効なスクリーニング検査です。

前立腺に異常があると血中に増えるPSAというタンパクの数値を測定することで、前立腺がんの可能性を調べられます。

もっとも、PSAは前立腺の他の病気にかかっていても数値が上がるため、これだけでは前立腺がんの確定ができるわけではありません。

前立腺肥大症や前立腺炎でも数値が上がりますし、射精や検査による刺激なども、わりと簡単に数値に影響します。

ですからPSAが異常値を示した場合は、引き続き原因を特定するための検査が必要です。

しかしPSA検査によって、まずは前立腺の異常があるかないかの重要な目安を得られることは、非常に有意義だといえます。実際PSA検査の普及によって、欧米では前立腺がんによる死亡率が下がっているのです。

前立腺がんのスクリーニング2〜直腸診とエコー検査

 PSA検査では、一般的に4.0ng/ml以上の場合に前立腺の異常を疑います。年齢によっても基準値は異なりますが、10.0ng/mlを越える場合は陽性と判断されることが通常です。

ただしごく初期の前立腺がんの場合は、基準値以下の場合もありますので、合わせて直腸診を行うこともあります。医師が肛門から指を挿入し、直腸ごしに前立腺の状態を調べる検査です。

想像するより痛みはありませんし、経験豊富な医師であれば触っただけで、硬さや表面の状態から前立腺がんの可能性を疑うことができます。

他には、肛門からプロープを入れて行う「経腸的エコー検査」も実施されることがあります。

一般的に前立腺がんのスクリーニング検査はこれら3つの中から組み合わせて行い、さらに詳細な検査が必要とされる場合はMRIや針生検などを検討します。

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