前立腺がんのPET検査

前立腺がんのPET検査 - 前立腺癌の検査・診断

前立腺がんのPET検査

前立腺がんのガイド

前立腺がんPET検査についてご解説!

 PET検査は、がんのスクリーニングとして近年注目を集めている検査です。専用の薬を注射した後でCT撮影を行うもので、全身を一気に調べられる点が大きなメリットとされています。

ただし前立腺がんは、PETが苦手とするがんの1つですので、早期発見のためにはそれほど活用されていません。

PET検査のしくみ〜がんはブドウ糖が大好き!?

前立腺がんのPET検査  PET(陽電子放出断層撮影)は、がんの診断に役立つとされる比較的新しい検査法です。

がん細胞は増殖が速いことで知られますが、そのエネルギーを得るためにブドウ糖を大量に消費するという性質を持ちます。

PETではこれを利用し、まずブドウ糖に似た「18F-FDG」という薬を静脈注射します。

「18F-FDG」は陽電子という放射線を出しますので、注射後にCT検査を行うと、薬がどこに集まっているかを調べることができます。つまり多く集まった部位にがん細胞があると判断できるのです。

特に画像検査などでがんの診断がつかない場合や、がんの場所を特定したい時、転移の状況を調べたい時などにPETは有効です。

また静脈注射した薬は全身に運ばれますので、一部の器官のみならず全身のがんを一度に調べられる点が大きなメリットだといえます。

このような利便性から、最近では「PET検診」を実施する医療機関も増えており、人間ドックのオプションとしても受けることが可能です。

PETは前立腺がんなど、泌尿器系のがんが苦手

 しかしPET検査はすべてのがんに対して有効というわけではありません。

大腸がんや甲状腺がん、乳がんやすい臓がんなどを得意とする一方、胃がんや前立腺がん、肝臓がん、腎臓がん、膀胱がんなどは苦手としています。

特に前立腺や膀胱、腎臓などの泌尿器の場合は、ブドウ糖が尿として排泄されるために薬が全体的に集まりやすく、がんがあっても見逃されやすいからです。

ただし必ずしも無効というわけではなく、医療機関によっては他の検査と合わせてPETを行うところもあります。

また全身のチェックに役立つ検査ですから、40代以上の人は人間ドックの際にPET検診を受けてみるのもいいでしょう。

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